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打楽器のクラス
打楽器科というのは音大の地下に部屋が4つあり、そこへ学生が集まって来て練習をする。その頃は、学生が8−9人もいたので、もちろん部屋数は足りなく、廊下や楽器室でも練習していた。毎日顔を合わせるし、休憩も一緒にするので、まるで家族の様な感覚になって来るものだ。先生が親で私達生徒は皆、先生の息子や娘といった感じで誰が今日何をしているとかを全て知っていた。毎週一回は誰かの家で集まってパーティーをしていた。もちろん打楽器のクラスのメンバーで、、、、、、。
周りからも「特に打楽器科はいつも一緒にいて仲のいいクラスで羨ましいね。」と言われている程に本当に仲が良かった。
ドイツへ来てから1年まではそんな仲間達のことも恐かったし、妥子だけはいつもはずれていた。だから私が心を開く事が出来た瞬間から、みんなが私のことを受け入れてくれた様な気がする。卒業まで後一年だけど、とても楽しい学生生活が送れるだろうと確信が持てた。そう思える様になると、何もかもとても楽しく感じられた。やっと”楽しい”という言葉が見つかった。
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