Allensbacher Kammermusiktage
(アレンスバッハ室内楽の日々)
宮本妥子ソロリサイタル in Allensbach

1998年11月28日20時より ドイツ、アレンスバッハにあります "Langenrain Schloss"(ランゲンライン城)にて宮本妥子ソロリサイタルが行われました。 
これは "Allensbacher Kammermusiktage"(アレンスバッハ室内楽の日々)と言う3回に渡って行われたフェスティバルの中でのものです。

11月13日:フライブルグ室内オーケストラ、 11月28日:宮本妥子ソロリサイタル、
12月6日:トロッシンゲン バロックオーケストラ(計3回) と言う順に企画されました。

下は1998年12月3日、ドイツの新聞 ” Sudkurier Konstanz 紙 ” に掲載された記事とソロリサイタルのパンフレットの一部です。同新聞は、” Trommelfeuer im Schloskeller ”「お城で(打楽器が)集中連続砲火!」とかなり興奮気味な見出しで、宮本妥子のソロリサイタルを表現しています。

Sudkurier Konstanzの記事↓ ソロリサイタルのパンフレットの一部↓
以下、新聞部分の日本語訳(略)
 
お城の中で (打楽器が)
集中連続砲火!

 
パーカッションフェスティバルにて日本人女性が活躍。

彼女は可憐な容姿を持ち、かつマリンバ、ビブラフォン、ドラムの演奏から、息もつかせぬ完璧で目を見張らせるテクニックを披露した芸術家であった。
それはまるで、和音の響きのバランスやハッキリとしたリズムの重なり合いを4本のマレットで、マリンバの鍵盤上を吹き抜けている様に奏でたのだった、、、、
楽曲をボリューム感有る演奏法で奏でたかと思うと、神経細やかなピアニッシモの音の響きがあり、、、。
早く消えてしまいそうな欠点の音を、巧妙に繰り返されるテクニックで補い、、、、、。
そして彼女の特徴である力強さ
、、、、、。
これらのパフォーマンスは、聴衆と観衆に非常に強い感銘を与えた。
会場満員の観客からの拍手と喝采は、優しくそして安らぎの有る美しい音色のアンコール曲 ”コラール”(マリンバ)だけでは、鳴り止まなかった。
その為にもう一回、アンコール曲”ジリンバウ” が演奏されたのであった。


Reinhard Muller


サイト管理者便り:
翻訳するに当って、この新聞の見出しである
”Trommelfeuer” と言う訳には苦労しました。
最終的に辞書に載っているそのまま、Trommelfeuer=集中連続砲火 と訳させて頂きました。
この言葉は、音楽や芸術を評する場合は、”情熱的な” とか ”熱い感情が込められた” と言う意味になるそうです。
また新聞内の演奏の批評はとても詩的な表現が多用されています。読んで下さってお感じになったかと思いますが、
”集中連続砲火”をはじめとして、この記事を書いた記者(Reinhard Muller)がかなり妥子さんの演奏を見て聞いて、
興奮しているのが伝わって来ます。
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